2008年12月26日金曜日

12/26 Today トロイを発掘したシュリーマンが死ぬ(1890)

ハインリッヒ・シュリーマン - Wikipedia: "ハインリッヒ・シュリーマン(Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, 1822年1月6日 - 1890年12月26日)は、ドイツの考古学者、実業家。ギリシャ神話に出てくる伝説の都市トロイアが実在することを発掘によって証明した。

クリミア戦争に際してロシアに武器を販売して巨万の富を得た。

幼少のころにホメロスの『イーリアス』に感動したのが、トロイア発掘を志したきっかけであるとされている。自身の著作にそのような記述あることから、長年、信じられてきたが、近年の研究では功名心の高かったシュリーマン自身の創作にすぎないことが判明している。

発掘調査に必要な費用が用意できて、事業をたたんだのではなく、事業をたたんでから、遺跡発掘を思いついたのである。世界旅行に出て中国や日本を訪問した(後述)。ソルボンヌ大学やロストック大学に学んだのち、ギリシアに移住して17歳のギリシア人女性ソフィアと再婚し、トルコに発掘調査の旅にでたというのは事実だが、最初の結婚の失敗、30才も年下の女性と結婚したことによるアイデンティティ・クライシス、戦争終結による事業の見通しの暗さがトロイア遺跡発掘へのきっかけと言われる。"
Wikipedia の記述は嫌らしいな。いいじゃないかと思う。これこそ男のロマン。

定年退職してから「自分探し」をはじめるニッポンの団塊諸君みたいでほほえましい。同じくクリミヤ戦争で巨万の富を得たノーベルもノーベル財団を創設した。でも、ノーベルは生涯独身だったから、シュリーマンの方が幸せ。

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